幸せ・幸福を感じる生き方にするための4つのポイント
「どうすれば、幸せや幸福を感じる生き方ができるのか?」
という問いに答えるため、
今回は、幸せ・幸福について、日々研究実践されている、慶應義塾大学大学院教授、前野隆司さんの本から、幸せになるためのポイントをご紹介します。
10代~70代の日本人男女1500人に実施したアンケートから、幸福を感じやすい人が普段の生活で意識している共通のポイントが4つ見つかったということです。
このポイントは、僕自身もその通りだなぁと実感していて、役に立つと思いました。
あなたの人生に役立てていただければ幸いです。それでは始めます。
目次
長続きしない幸せと、長続きする幸せがある
まず、幸せには、長続きしない幸せと、長続きする幸せがあります。
長続きしない幸せとは
長続きしない幸せとは、他者との比較から得られる幸福感で「地位財」と呼ばれます。
モノやお金、地位などがあります。
他者との比較で得られる幸福感なので、比べる相手によって自分の幸福度がコロコロと変わってしまいます。
他者に依存しているので、自分自身でコントロールすることが基本的にできません。
長続きする幸せとは
それに対して、長続きする幸せとは、他者との比較なしで得られる幸福感で、「非地位財」と呼ばれます。
自分の健康や自由、愛情などがあります。
他人との比較ではないため、自分自身でコントロールできる可能性が高くなります。
自分がコントロールできる、心の持ち方だけでも幸せになれる
以上のように、他人との比較で得られる幸福感では、長続きしないし、誰もが幸せになることはできません。
そのため、ここでは、誰もが今日からでも幸せになっていける、自分自身で変えられる、心の持ち方、心的要因をポイントにしていきます。
難しく考える必要はなく、誰でも可能な方法なので、一緒に見ていきましょう。
幸せ・幸福を感じるための4つのポイント
それでは、日々幸せ・幸福を感じるための4つのポイントをみていきます。
- ありがとう・・・人とのつながりから生まれる、愛情や感謝の気持ち。
- 自分らしく・・・人目を気にせず、ありのままに自分の人生を生きている。
- やってみよう・・・日々成長していこうという気持ち。なんでもやりたいことを少しずつやってみる。
- なんとかなる・・・楽観的に考えて、自分を認めて生きている。
簡単にいうと、この4つを普段の生活で意識しているかがポイントとなります。
そこで、より簡単に行動できるようにするために、僕は「口ぐせ」にすることをおすすめします。
幸せになるための4つの「口ぐせ」
幸せになる言葉を口ぐせにすれば、幸せになるためのポイントを自動的に意識でき、実行できるようになります。
まずは言ってみてください。
「ありがとう」と言う
ありがとうと言う言葉は、マイナスの要素が無く、プラスの要素であふれています。ありがとうと言っても、言われても、いやな気持ちになる人はまずいないでしょう。
「有難う」こんなことめったにないなと、相手への感謝や、自分の運の良さを表す言葉です。積極的に多用していい言葉ですね。
「いつもありがとう」
「お洗濯してくれてありがとう」
「食器洗いしてくれてありがとう」
「お仕事してくれてありがとう」
「こんなに親切にしていただいて、ありがとうございます。」
「あなたに会えて、本当に良かった。ありがとう。」
「今日も一日ありがとうございました。」(自分に対して)
それから、僕が個人的に気に入っている、食前の言葉をご紹介します。ときどき食べる前に言います。
「多くのいのちと、皆様のおかげにより、このごちそうに恵まれました。深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。」(全ての生命、宇宙に対して)
これは仏教系宗派、浄土真宗本願寺派の食前の言葉ですが、僕は宗教宗派関係なく、自分がいいなと思った言葉は、日々の生活に取り入れています。
「自分らしく」と言う
「今日も自分らしく生きよう。」
ありのままの自分を認めて、自分らしい選択をする。
幸せになるためには、時には嫌われる勇気が必要だ。
シンガーソングライター、槇原敬之さんの歌、どんなときも。より「どんなときも、どんなときも、僕が僕らしくあるために、好きなものは好きと、言える気持ち抱きしめてたい。」
「やってみよう」と言う
「今日もやりたいことを少しずつやってみよう」
「今日も誰かのための親切を少しやってみよう」
「とりあえずやってみよう」
「迷うくらいならやってみよう」
人は、やったことより、やらなかったことを後悔します。今生きているうちに、やりたいことはやってみよう。
「なんとかなる」と言う
「なんとかなる」
「明日があるさ」
「君の歴代の先祖は、なんとかやってきたから、君は今を生きている。君は究極に運がいい存在だ。何とかなるに決まっているさ。」
まとめ
幸せに生きるためには、
「ありがとう」「自分らしく」「やってみよう」「なんとかなる」
という4つの言葉を意識することが大切なポイントです。
他者と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
今生きているこの瞬間を大切にして、自分らしく、やってみよう!